関の氏神亀山八幡宮

第20回 新春俳句大会

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宮司賞

鬼揚子雨を睨みて出番待つ(矢橋和子)

入選

ずぶ濡れの目を伏せ仕舞ふ鬼揚子(坂本悦子)

手水舎の水の揺らめき春日濃し(藤田厚子)

どんど火の温もり溜めて芙美子の碑(豊島 及)

どんど焚く合羽に神の法被透け(羽嶋小鼓)

どんど守弁慶のごと突っ立てり(三浦宣子)

関門を領土に凧の真田丸(福嶋 泉)

寒空に核の脅威のいや増せり(野尻美智子)

どんど火に術後の傷をなぞりけり(川上恵子)

濡れ凧や巌流島に日矢走る(田中文子)

役終へし絵馬にどんどの火の盛る(角田節子)

佳作

凧揚げの中止決断宮司の目(池田尚文)

初詣神鼓轟く関の宮(田中美智子)

ずぶ濡れの河豚凧一枚不時着す(向井千雅子)

出世凧一番高いのがおまへのだ(宝辺幸盛)

あきらめし如くに凧の落ちにけり(迫田白庭子)

大だるまとなりし達磨もどんどの火(武石道代)

節分会赤鬼と巫女語らひて(出來敦子)

鬼凧の睨みも空し風呼ばず(吉村保亮)

雨の中まづ河豚凧の揚がりけり(寺堂良子)

雨激し河豚連凧は箱の中(中田てつ子)