関の氏神亀山八幡宮

第22回 新春俳句大会

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宮司賞

どんど火に翳す夫婦の深き皺(前田 冨美)

一 席

凧揚げの海峡抜ける巡洋艦(池田 尚文)

二 席

風の上風を捉へて凧澄みぬ(吉次 薫)

三 席

母子凧ひとつの風を掴みけり(寺堂 良子)

四 席

七つ道具大凧一枚骨をつぐ(増原 純子)

五 席

凧揚げて馬関の空を喜こばす(坂本 悦子)

六 席

濡れ凧の武者震ひして出番待つ(三浦 宣子)

七 席

海峡の風飲み込んでふくの凧(竹中 恒彦)

八 席

焼あぐる注連も御札も空に消え(魚谷 宏子)

九 席

天空の凧に釣られて人奔る(出来 敦子)

十 席

子の名負ひ見島大凧揚がりけり(広田 智恵子)

佳 作

とんど火や火伏神なるにわか雨(豊島 及)

空に貼る愛犬の名やいかのぼり(福嶋 泉)

凧揚げや対岸かくすコンテナ船(羽嶋 小鼓)

関門の空は渋滞凧日和(黒瀬 美知子)

風孕む凧の重さを子に託す(藤田 厚子)

雨上がる関の大凧暴れ出し(内田 たえ)

ふくの絵馬爆ぜて燃え出すどんどの火(川上 恵子)

凧日和海押し分けて巨船過ぐ(中田 てつ子)

節分祭三角籤に福の玉(平川 英明)

糸切れて藻屑となりしいかのぼり(武石 道代)