子持ち狛犬


お宮にお参りすると必ず見ることができ
古くから親しまれなじみになっているが
その由来については
あまりしられていない

獅子に似たこの狛犬は
獅子と高麗犬が混同されてつくられた
架空の動物で
インドの信仰に発生し、中国をへて日本に渡来
中世期の神仏習合にともない
神社内にも置かれるようになったといわれ
魔除け・守護・装飾としての
役割が託されている


お宮を守っている狛犬は
必ず一つは口を開き、一つは口を閉じている



左側
境内の向かって
左側のものは、幼い狛犬を胸に抱き
背に負う


右側のものは1匹を背負い
空に向かって口を開けている

この組合せは
母親に2匹の子供がまつわりつき
少し大きな子を背負った父親が
これを守るといった親子5匹
まさに平和な家庭を思わせる


右側
子持ち狛犬は大変珍しく、体長は約1メートル(台石を含め、高さ2.6m、横1.5m)と
形も非常に大きく、なかなかの傑作

台石には「文久3年(1861年)12月吉日 発起人黒崎屋善文」と刻まれている