関の氏神

亀山八幡宮

境内散歩

宗祇句碑

秋遠し亀の上なる嶺の松

室町時代末期の連歌師“飯尾宗祇”の句碑

文明12年(1480年)、京都から九州への旅の途中に参拝した時に詠まれたもの。

宗祇のつづった紀行文「筑紫道記(つくしみちのき)」には、夕暮れになって参拝したときの情景を「苔の道 石の橋をのぼりて見れば あまたの人家海づらに連なり大小の客船山陰に浮かべり 御社みやびやかにして 常磐木高う茂りあひ 昔かぐや姫の願いけん 蓬莱の玉の枝に通ひぬべし」と書きとどめ神主から乞われこの句を詠んだと記されています。

この碑は大正3年(1914)7月14日に、六連報一周年祝賀記念碑として六連団青年会により建立されました。

飯尾宗祇

応永28年(1421)生まれ。号を種玉庵また自然斉という当時中心的な連歌の指導者といわれ、地方大名の招きで旅に出ること多く全国に連歌を広め、一生を旅から旅に出て句作した姿勢は、後世芭蕉に大きく影響を与えたといわれています。


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